概要[コントラスト]、[アンシャープマスク]、[明瞭度・クラリティー]、[テクスチャ]、[かすみの除去]の原理、効果の違い、効果の違いに基づく使い分けについて説明しています。これらのうちいくつかを「効果が似ているものがあ […]
かすみの除去とCapture One 21の新機能
記事の概要Capture One 21でアップデータされた機能のうち[かすみの除去]の実装とインポート(画像読み込み時の一覧表示)の改善を重点的に説明しています。[かすみの除去]については他の現像ソフトにも実装されていま […]
予告・Capture One 21 レビュー
RAW現像ソフト Capture One が Capture One 21 ver.14 へアップデートされました。 Capture One 20とどのように違うか近日中にレビューを掲載します。
今だからこそ、Fマウントの整理と選択肢
はじめに 『不変のマウント』とニコン自身が惹句にしてきたFマウントは、2018年登場のミラーレス一眼が採用したZマウントと並列する存在になり、その在り方は同社内的にもユーザーにとっても大いに変わった。そして2020年にな […]
Adobe Photoshop 空の置き換え素材をつくる
構成 ・なぜ素材なのか・パノラマ合成・雲ではない雲っぽい素材・クロマキー合成的に使う・空の置き換えからはじまるもの なぜ素材なのか 写真から空の部分だけ別の空に(ほぼ自動で)置き換える機能がPhotoshopに実装された […]
Adobe Bridge メモリー消費しすぎ問題への対応
Adobe bridgeはすぐれたソフトウエアですが、使用実態によっては動作がひどく重くなるだけでなくOSや他のソフトウエアの動作にも影響を与える場合があります。原因は読み込んだ画像のキャッシュをメモリ(RAM)につくる […]
あの世とこの世の境を写す AI Nikkor 28mm F2S
先日来、古いニッコールレンズについて使用感など記事にしている。今回はAI Nikkor 28mm F2Sがどのようなレンズであったか、デジタルカメラで使用した実例を多数紹介しつつ独特の写りとどのような付き合いがあったか記 […]
Ai 105mm f1.8Sの心地良さを思い出す
フィルムからデジタルへ写真が変わる過程でレンズに要求される条件は厳しさを増した。そして撮影者を巻き込んでレンズへの価値観も大いに変わった。 たしかにフィルムで達成されていたものがデジタルカメラで撮影して達成できなくなる例 […]
ますますわからない Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
長期レポート。 ニコン105mm Dタイプ マイクロレンズを2020年11月の作例と、これまでの撮影結果から振り返る。 同一焦点距離 Ai NIKKOR 105mm F1.8Sとの比較。 異なる時代、異なるブランドのレン […]
関東平野センチメンタル AI AF Micro105mm D
11月 関東平野センチメンタル これといって何か言うほどもない写真だが、2019年1月にいろいろあって手に入れたAI AF Micro105mm Dで撮影している。(現像時に手を入れているので、そのまんまのAI AF M […]
Photoshop:AI/ニューラルフィルター・表情処理の課題と問題点
Photoshopにβ版ながら実装された[ニューラルフィルター]の使用例を先日報告した。ニューラルフィルターには画像補修や人着効果、拡大時の画像の劣化をリカバリーする効果など様々な機能が含まれるが、やはり目玉は人物の表情 […]
2020年10月の館山、南房総
ことあるたび私が館山、南房総、九十九里浜方面へ出かけていることを、このサイトを常々ご覧のみなさんは知っているかもしれない。率直に言って、これらの土地、風景、人が好きなのだ。そうでなかったら写真を撮ったりしない。 振り返れ […]
Photoshop[ニューラルフィルター]への印象(短信)
2020.10.28 追記しました。 Photoshopにβ版ながらAIとクラウド処理を活用する[ニューラルフィルター]が実装された。使用感を手短に伝えるが、作例をどうするかやや困った問題と直面した。[ニューラルフィルタ […]
Photoshopの新機能[空の置き換え]を試して
新機能[空の置き換え] 写真の現像、調整、加工はソフトウエアの機能が高度になった恩恵を受けて、その機能が何を実現するか理解したうえで、経験を積んで味つけの程度を会得しセンスが養われることでフィルムをつかっていた時代の名人 […]
標準的な露出値なんてないと考えて撮影する
この記事は標準的な露出値、標準露光量などとされるものを検討し、何を基準にどのように露出を決めるか考察しています。考え方を中心にまとめた記事ですが実用に向けたアイデアもフォローしています。オート露出でもきれいに撮影でき、ス […]
iOSのバッテリー、電力消費の謎と思い当たる原因
スマートフォンのバッテリー残量がどんどん減る。電力をやたらに消費している原因がわからない。OSが悪いという話になりがちだし、もちろんOSが原因であるケースだってあるが、まず疑うべきはコレではないかという話をしたいと思う。 […]
JPEG圧縮4:4:4(高画質)とGraphicConverter
難易度 この記事はJPEG圧縮による画像劣化、元画像からの変化を最小限にする方法を考察しています。画像を扱うソフトウエアは様々ですが、代表的かつ標準的なものにPhotoshopがあります。このためRAW現像後の画像の解像 […]
Adobe creative cloud 破損と復旧 それでもダメなら
前回の記事🔗の対処でうまくいかないケース、疑問が残る場合について説明します。今回新たに説明する対処の前提として、[Adobe creative cloudがロードされ起動しようとしているとき、相性が悪い他 […]
SNS, スマートフォンで写真は音楽同様表現様式が変わった
私のNetの軸足は此処、つまり独自ドメインのサイトpixel-gallery.xyzとギャラリーpixel-gallery.netに置いている。TwitterをはじめとするSNSとは、私に向けた特定個人からの嫌がらせがひ […]
わからないこと。世の中。写真。
COVID-19/新型コロナ肺炎が国内で危機的状況になったのが本年(2020年)の3月だった。2月の時点で主に国外で猛威を振るい、これは報道されていたし、国外にいる知人からマスクが欲しいと求められるなど大きな変化が生じて […]
失ったRAWデータをCapture Oneから取り出し再保存
難易度 この記事は、ストレージの故障、うっかり操作の結果などでカメラRAWデータを失った場合の救済策について説明しています。現像ソフトCapture Oneを使用して過去に現像用に読み込んだデータが救済対象です。他のソフ […]
明瞭度・クラリティー系機能の考察メモ
難易度 考察のため難易度の評価はつけません。 (追記 2020.8.31)読むのが面倒な方へ。明瞭度・クラリティーは特定周期の幅内で輝度変化を強調したり曖昧にする機能です。周期がより高周波寄りに設定された機能としてストラ […]
彩度を上げる世界的な傾向への思い
最近そっと地味にTwitterへアカウントをつくって掘り出しものの写真やあれこれを日記的に貼ったりしているのですが、元からコマーシャルな「俺やってるぜ的」なものに違和感があって興味がない私なので、そりゃもう閑古鳥が鳴いて […]
JPEG圧縮、WebP再圧縮、一周回ってPNG24
難易度 デジタル写真を扱いはじめると画像の圧縮形式の違いによって画質どころか写真そのものが変質するのを知るでしょう。非可逆圧縮を採用し古い形式のJPEGには問題が多く、最近ではサイトやSNSにアップする更に圧縮されるケー […]
自販機本の時代というものがあった
現在、漫画、編集、写真などの分野で活躍されている方のなかに自販機本の制作に関わっていた人はけっこうな数でいる。 自販機本とは、販売方法が自動販売機に限られた(もしかしたら一部、店頭売りしていた特殊な販路があったかもしれな […]
広告を貼る問題から始まるあれこれ
日記的な何かです。 このページにも私の活動の広告というかリンクバナーが貼ってあるわけですが、第三者の商品やサービスの広告は掲載していません。みなさんの中に感じること、言いたいことがある人もいると思いますが、私が運営してい […]
いつから写真は、カメラはこんなことになったのだろう
難易度 カメラが売れないと言われて久しいですが、何がどのように売れなくなったか語っている例はあまりありません。漠然とした話ばかりと言ってよいでしょう。売れないのはスマートフォンのせいにされていますが、一眼レフやミラーレス […]
そりゃスマートフォンの人のほうが写真がうまくなるよ
調査したり統計を取ったわけではないから狭い世界から見た狭い世界の見えかたでしかないが、スマートフォンで写真を撮っている人の腕というか感覚が立派なカメラで撮影している人のそれらより上かもしれないと感じる例が増えた。 直感に […]
24-50mmというズームレンジについて
難易度 この記事は具体例を写真で示していますが特定のレンズをレビューする目的ではなく、画角と画角変化の使い勝手について述べたものです。 NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3が2020年8月下旬発売予定と告知さ […]
ある街に感じた違和感とこの先と
日記です。つらい話を避けたいかたは読まないほうがよいと思います。なんとか結論を希望へ向けたいのだけど。 みんな耐えているな、がんばっているなと思う日々だ。 過日ゆえあって首都圏の郊外というか綺麗に整備されたベッドタウンへ […]
7月になって、そして秋までの展望
追記 2020.7.12 / アップロード前も後もずっと思っていたわけですが、この状態でGo Toキャンペーンは悪手というか、国はいったいどういうビジョンのもとどうしたいのかと。観光業と業界周辺の産業がもうどうしようもな […]
135mmを中望遠とするのはやっぱり無理がある
難易度 この記事は根拠を示しながら話を進める読み物です。フィルムの時代のうち1970年代前半まで望遠といえば135mmとされるほどでしたが、以降は人気の地盤沈下が激しく、現在単焦点135mmを所有して使っている人は稀では […]
超広角ズームは便利なのかどうか
難易度 この記事は実用記事ですが読み物よりの内容です。超広角ズームの本質と、選択のポイントなどを説明しています。超広角というとレンズ屋さんのカタログ写真では、アングルが急激でパースの誇張が極端でダイナミックに見えるものを […]
再びレンズ選択法Standard line upについて
難易度 実用記事です。当サイトや撮影などの場で長年提唱してきたセオリーの2020年総まとめ版です。Standard line upとは、私が提唱し続けている最小構成で最大効果を得るためのレンズ選択法で、中心・中核に位置付 […]
ズームレンズをどうするかまじめに考える
難易度 ズームレンズの性能向上が著しい。単焦点レンズの高性能化も顕著とはいえズームレンズでも充分以上の撮影結果が得られるのだから、性能差だけで優劣を語ったり用途を分けるのはナンセンスかもしれません。当記事ではズームレンズ […]
計画から撮影・現像までの組み立てと不意打ち
難易度 考え方と、考え方を説明するうえで操作例を具体的に示しています。この記事はどのように理想的な写真を撮影するか計画から撮影・現像までの組み立てかたと、これらを無視したり想定外なことが発生する場合について書いた記事です […]
7月にむけての新規および蔵出し
先日来お知らせしているとおり、本年はCOVID-19の影響で撮影が思うように進められていませんが蔵出し写真をはじめ新作を公開しつづけています。 過日、こちらで公開してお知らせした写真のあとに発表したものを本日は掲載します […]
「オリンパス映像事業を売却」の報から考える
オリンパスはデジタルカメラを中心とする映像事業を分社化して、投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却すると報じられた。私は経済の専門家でもオリンパス社内の事情に詳しい事情通でもないので、いろいろ思うところはある […]
いろいろつらい時期なのでこうなってます
日記かつお知らせの記事です。 2020年は年明け直後の雰囲気から一変してコロナ肺炎の年となり、こんな一年と定義したり来年もなんて言いたくないですがどうしようもありません。 先日、ギャラリーに[2020年作品制作についての […]
その現像ソフトでよいのか?どうやって選べばよいのか
写真撮影でカメラを扱うのが入り口なら現像作業をする現像ソフトは写真を完成させる出口と言える。これほど重要なソフトウエアなのに有名らしいから、誰かが使っているから、使っている人が多いから、解説や広告を見かけるから……と自分 […]
Capture Oneのカタログとセッションは何が違うのか
(2020.6.14 公開後に一部修正) Capture Oneを使うときRAW現像やテザー撮影でファイルやデータを保存して作業の根幹を維持する[カタログ]と[セッション]、ソフトを起動すればどちらかをつくることになる両 […]
Luminar 3、4は現像環境としてどうなのか?
(この記事は広告ではないし、企業からソフトの提供を受けて書くものでもないので感じるままを率直に表現している) Luminar は現像の自動化を推し進め、AIに最適解を導き出させる現像ソフトだ。Luminar 3では画像全 […]
Capture One 20 ver.13.1で進化した修復ツール(実例)
Capture One 20のバージョンが13.0から13.1になって、なにが変わったかを伝える記事を先日掲載した。ちなみにCapture Oneは12から(いきなり)20へメジャーアップデートされているので、名称はCa […]
Capture One 20 (13.1)の変更点と性能向上
Capture One 20にアップデートがありバージョンが13.1以降へ昇格した。 なおCapture Oneはバージョン12から(13を嫌ってか)20へメジャーアップデートしているので、名称はCapture One […]
色域とは何か。では、どうしたらよいか。
2017年に書いた[DCI-P3広色域デバイスの普及とsRGB(https://pixel-gallery.xyz/2017/02/03/dci-p3%E5%BA%83%E8%89%B2%E5%9F%9F%E3%83%8 […]
照度ムラなどライティングの気になるトラブル
自然光撮影ではなくライティングをして撮影する場合、わざわざ照明するのだから「意図」があるはずで、意図を忠実に反映できないときイライラが募るし、撮影結果も狙いからはずれて不本意なものになる。 たとえばーー。 背景を均一な照 […]
自粛?それならブツ撮りだ
首都圏等だけでなく他の地方でも緊急事態宣言下の外出自粛生活が続き、なかにはGWに予定していた撮影旅行を中止せざるを得なかった人もいるだろう。悲観的な話はしたくないが、新型コロナ肺炎の蔓延を防ぐ措置としての外出自粛要請はま […]
マンネリとスタイルと美意識
カメラを買って撮影しはじめたばかりは、どこへ行って何を撮っても、思い通りの結果でも失敗が多少あっても楽しいのだが、やがて誰かに「どれも同じ写真みたい」「何を撮っても同じ」などと囁かれてげっそりしてしまう人が多い。 そんな […]
難儀な日々ですが、みなさんお加減いかがですか
COVID-19(新型コロナ肺炎)と書かれること、文字を読むことすら鬱陶しいでしょうがお許しください。この個人としても自治体、国としても対応が難しい問題のなかつらい状況にある方もいらっしゃることでしょう。私はとりあえず生 […]
サービスセンター休止とセンサー清掃
新型コロナ肺炎が世界的に蔓延する事態となって、我が国でも外出の自粛だけでなく事業所の休止が実施されるに至り、カメラメーカーのサービス拠点も続々と閉鎖された。 さらに深刻なのは、センサー清掃に欠かせないエタノールまたはIP […]
ウエディングフォトと海外の事情
その業界に精通しているわけでも、実際に海外で開業していたわけでもないから、個人の限られた経験と風聞などから[ウエディングフォトと海外(アメリカ)の事情]を書いてみたいと思う。なぜ[ウエディングフォトと海外(アメリカ)の事 […]
ストロボの出力について(出力、状態、ISO感度、距離)
当WEBページへアクセスする人のなかに、特定ストロボの名称や出力と撮影対象を挙げて検索している人が常に一定数いる。目的があってストロボを購入しようとしている人、手持ちのストロボでこれまで撮影したことのない分野を試みるとき […]
ネックストラップ考
カメラ用ネックストラップにファッション性を求める人にアドバイスできることはないので実用性や実用性を高める方法について書いていこうと思う。 私は理由がないかぎりネックストラップを使いたくないので、ほぼ使っていない。なぜなら […]
日中シンクロはドバっと発光させて考える
日中シンクロについて機材も方法もともに記事にすると閲覧数が増えるし、私の周囲でも直接いろいろ質問されたり、実地に手取り足取りする機会が多い。これらの経験から、今までは理路整然と説明して理解を深める方法を取っていたけれど限 […]
Adobe creative cloud アプリケーションの破損と復旧
不具合発生を知らせるアラートがディスプレイに表示されると冷静ではいられないだろうし、まして大切なAdobe系のソフトウエアなら血の気が引く思いかもしれない。 この記事はタイトル通りのアラートが出て、さらに自動ダウンロード […]
テザー撮影とライティング
ライティングをあれこれする撮影でテザー撮影は便利ですね、という話をしようと思う。 そんなことをして得するのか、そうまでしないとならないのかと言われれば確かに必須ではないかもしれない。でも、使い所を見極めるとかなり精緻なコ […]
なぜあなたはライティングができないのか
さあ、なぜでしょうね。この記事は[ライティングの発想法と意図の詰めかた]について書いていこうと思う。 ライティングに怖気付く人、三日坊主で終わった人、機材を買うだけで終わった人は自分の家や職場で部屋の電灯さえ点けたり消し […]
ライティングを一からつくる独自につくる
この記事は、ライティングパターン(光源の配置位置のパターン等)を暗記するよりもっと大切なものがある点と、撮影意図とライティングは切っても切れない関係にあるのだから意図を実現する方法は自分で決めてよい点、この二つについて説 […]
今年の新潟行きと閑話休題静物の話
昨年中は再び行こうと考えていたのだが、今年に入って予定を立てる頃合いでコロナ肺炎騒動が勃発したため新潟行きの計画が遅々として進められずにいた。感染を助長するとか感染するとか心配している訳でなく、世の中の動向に煽られて予定 […]
ヒストグラムの活用・雰囲気や気分で見てもダメ
デジタル撮影がごく普通の写真撮影になった現在、デジタル固有の操作系、表示系に多くの人が既に慣れ親しんでいると思う。ヒストグラムもフィルムを使用していた時代には無縁だったもので、グラフ形式であるがゆえに親しみやすいのか頼り […]
三脚1台でなにかも撮影できる訳ではない
この記事はバイヤーズガイドのようなものだが、私が使用していたり経験した三脚の具体名を挙げていても、ぜひもののお勧め品などは紹介していない。これは、自分の撮影内容・スタイルにとって何が必要か理解できているなら、自分で最良の […]
PROPET MONO300Bはなかなかよさそう
30年前の話になるけれど、私が撮影アシスタントをしたり写真の仕事をいただいたりしつつ広告代理店にもぐりこんだ20代はじめの頃、モノブロックだけでなくジェネ式大型ストロボで多くの人がPROPET製品を使用していたものだ。と […]
また繰り返すのか2011年からのアレを
東日本大地震当時から私を知っている人は、放射線・放射能を過剰に不安視したり意図的に誇張してデマを流布する行為(身辺周囲数十メートルであれNetであれ)を旧サイトで批判していたのを見ていたはずだ。2011年から数年間は、こ […]
JPEG/写真の階調再現トラブルについて
つい最近もJPEG画像をつくる作業で、きめ細かく変化するグラデーションに段階的に縞(仮に段付きと呼ぶことにする)が発生した。段あるいは縞はRAWデータを調整しているときディスプレイに現れていないし、書き出したTIFF画像 […]
千葉南部を見て最近の肺炎とか以前の福島県を思う
撮影地であったり個人的になにかと気になる場所なので房総半島南部へ出かける機会が多い。何度か記事を書いたように房総半島南部を見舞った昨年の颱風の被害はなかなか傷が癒えず、営業が再開されたり修理が終わった施設や家屋があるいっ […]
撮影、靴、移動、見た目
タイトル通りの話をしようと思う。 撮影と服装と靴は一筋縄ではいかないものがあって、撮影のTPOに合わせる必要はあるし、TPOなんて関係ない自然や出来事を相手に効率と安全を追求したりとまあ大変である。 それでも服装のほうは […]
レンズ評価、レフレックス、ミラーレス、そして今
「新しい酒は新しい革袋に盛れ」と言う。これはデジタルカメラボディとレンズの関係にも当てはまる至言であって、もっとも確実(堅実?)な買い物をしてもっとも確実(堅実?)な結果を残したいなら従ったほうが利口だ。なんだろうけど、 […]
スナップ、キャンディット・フォトは撮影不可能なのかどうか
過日、FUJIFILMが制作したコンパクトデジタルカメラのプロモーションビデオが盗撮推奨または容認であると批判を浴び、宣伝開始数時間で公開が停止された。 その後FUJIFILMは釈明と謝罪を公表したが、プロモーションビデ […]
テーマ、作風が生まれるとき継続するとき(ある会話)
テーマ、作風(スタイル)を獲得するため写真を撮影して、獲得したもので撮影や現像を継続させる自転車操業は、創作につきもので宿命ではないだろうか。と、いうことでおいちゃんとの会話です。 最近、数年前の福島の写真を現像しなおし […]
シャープネスと類似機能の原理と活用
写真がデジタル化されてフィルムの時代には実現しようがなかった操作が可能になったが、その際たるものが「アンシャープマスク」効果ではないだろうか。 RAW現像時に露光量やコントラスト、応答特性を自由に操れるのがデジタル写真で […]
RAIDも死ぬが再構築で生き返る
ここから先はMacOSでRAIDを組んで運用する話題だ。RAID1を構成しているディスク1台が異常を呈し、これが再構築されて復帰した件とデータの安全な運用・保存・保管について一例を示そうと思う。 釈迦に説法だろうが念のた […]
高画素化と旧レンズ(Micro 105mm Dタイプの例から)
オールドレンズの定義は人それぞれ、商売それぞれなので年代による明確な区分があるわけではない。私がしつこく記事にしてきたAI AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dは1993年12月4日発売のレンズで多くの […]
一周回って4/3なんて話はまったくないけど
前回、しょうもないお散歩がてらの写真を掲載して撮影に使用したカメラはオリンパスのE510であると書いた。 このカメラは干支が一周回るほど昔のカメラで、デジタルへの移行期に期待せず様子見で買いデジタル特有の癖や限界や可能性 […]
道に迷いいつかの道なのか
たいした期待もなく道に迷うため外出した。 小さなカメラが気楽だろうと持ち出して、何も考えずに見たものを撮ったりした。E510というオリンパス製のカメラだ。 12年前のカメラだ。コンパクトカメラのようなものだ。 いつか見た […]
WordPress Thema 画像アスペクト比が気に入らない
WordPressを運用するうえでThemaの選定はなかなか難しい。以前は見栄えや構造だけ気にしていればよかったが、SEOとか読み込み速度とか言われはじめてThemaが関与する分野が広がっている。 またThemaをどこで […]
サイト構成改定と涙ぐましい高速化の試み
日頃のご愛顧ありがとうございます。ここをご覧になられている方は[https://pixel-gallery.xyz]に居るわけですが、私の作品をご覧になったり購入されたりする方は[https://pixel-galler […]
WebPをPhotoshopで編集もしくは書き出し
汎用画像フォーマットのなかでJPEGの圧縮効率より優れたものがあっても、WEBへの浸透、ブラウザの対応があまりにデファクトスタンダードすぎるため、より効率的かつ画質劣化が少ない画像形式が生まれても使い勝手が悪いまま放置さ […]
フィルムの時代から振り返る照度比と濃度
記事の要点はライティングと露光値決定=照度比と濃度の話だ(最近この話をずっとしているきっかけがここにある)。 30年ほど前に行った撮影と撮影した写真を振り返ると、当時のいたらなさとローテクぶりの中から現代にも活かせるナニ […]
単体露出計の買い方と使いかた
カメラに露出計が内蔵されているのがあたりまえになって半世紀ほど経過しているし、日常使いで単体露出計が必要になるシーンはほとんどない。しかも昨今のカメラは優秀で賢い評価測光を実装しているので、ますます単体露出計の影が薄くな […]
露出の決め方と測光値の扱い方
写真がデジタル化されてフィルムを使用していた時代より後処理で露光の補正が容易になったし、補正できる幅がとても広くなり更に他の現像機能を使って不自然さのない画像をつくれるようになった。とはいえ厳密に狙い通りの露光値で撮影し […]
写真言語、写真の語彙、エモい!とか言うアレ
自分の言葉で話しなさい、説明しなさい、と言う人がいる。自分の口から出る言葉なら、どうやっても自分の言葉だろうと反論する人もいる。「自分の言葉」とは、自分が感じた次第、考えた次第を語彙を選んで紡いだ言葉という意味であって、 […]
フレネルレンズを使ったストロボライティング
私はストロボライティングにフレネルレンズ(製品としてはAputure COB 120d 用フレネルレンズ)を使用している。 ストロボライティングと言えばアンブレラやソフトボックスなど拡散装置を思い浮かべがちだが、限られた […]
2020年の花さてどうするか
例年より花の撮影が遅れたのは、いろいろ迷いがあったのと風邪をひいたから。迷っていても始まらないので、よっこらしょと撮影した。 そしてどうなるかは後日gallery🔗にて。
2020年が来た。おめでとう
こんな更新をするのは十数年ぶり、下手したら二十数年ぶりな気がする。 私にできることなんて昨年だって今年だってまったく大したものではないし、なにかして世界がいっきに明るく開ける訳でもないのだがネガティブな愚痴を放ってもよい […]