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WordPressのエディタGutenberg(グーテンベルク)が登場してからというもの、使い勝手が悪い、バージョンアップは改悪の連続とひどい言われようだ。しかし以前のエディタでは不可能な操作を提供しているし、もうちょっとどうにかしたならよいものになるのではないかと思われる。
このように「よいものかもしれない」とGutenbergに乗り換えて[再利用可能ブロック]を作成すると、Gutenbergに問題が発生してクラシックなエディタに戻すのが億劫になる。これは以前の環境からGutenbergに移行する際にも言えたことで、かつてのエディターに対応するテンプレート挿入プラグインはGutenbergでは動作しない。文章編集環境は行き来できても、シームレスと言い難い互換性が問題になる。
さて、私の環境でここ数ヶ月間頭がいたい問題であり続け、9月以降顕著だったのがGutenbergの動作の鈍重さだった。
タイトルはサクッと書き込めるしペーストできる。
ところが本文のブロックを置き、ここに書き込むのもペーストするのもフリーズしたかと思うほど結果が達成されるのに時間がかかる。このとき他の操作をまったく受け付けなくなる。
Gutenbergそのものの問題か、他のプラグインの問題か、サーバの問題かとそれぞれ切り分けて検証している過程で、ふと思いついてブラウザを変えてログインしてみた。すると問題が完全に解決された。
私はブログの更新に限ってSafariを使用していた。まあいろいろ理由があるのだが、それは個人的なことなので説明は割愛する。これをFirefoxにしたら、あーらGutenbergがさくさく動く。Chromeよりさくさく動く。
現象としてのGutenbergの鈍重さは解決したが、ではなぜブラウザごと違いがあるのか理由はわからない。とはいえ、ブラウザごとGutenbergの動作に違いがあるのはわかった。
Gutenbergのコードは素人目に見て、なんかすっきりしていないというか生まれたばかりなのに恐竜化しているようにも見える。多機能ゆえの宿命かもしれないが、こんなところにブラウザとの相性問題が生じるのかもしれない。
Gutenbergのどうにもこうにも重たい場合や挙動不審な場合はダメもとでブラウザを変更してみるのをオススメする。
© Fumihiro Kato.
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