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Nikon Transfer 大丈夫?という記事を書いたのだけど、あれからニコンのサイトを見たら「Mac OS Sierraには未対応、ダウンロードに使用すると画像破壊」と書いてあった。日頃使わないNikon Transferなのと、世の中のカメラ周辺動向に疎いからああいう体験をしたと。 で、私はAdobeBridgeを画像の整理に常用していて、カメラから画像をダウンロードする際も同ソフトから行なっていた。AdobeBridgeは便利この上ないのだけど一つだけ文句を言えば、ダウンロード後にカメラ内のメモリーカードから画像を削除する機能がいつの頃からか使えなくなった。「削除しますか」に対して実行して、何かが進行している様子だけど削除されていない。ではどうしていたかと言えば、カメラの操作メニューからメモリーカードの初期化を選択していた。いちいち一コマずつ消去するのは100枚単位以上になると骨なので。あー、10枚だって面倒だ。 話がやや脱線するけれど、メモリーカードの初期化はけっこう重要。撮影後ごとやるのは悪いことでない以上に、やったほうがよいくらいだ。不揮発性のメモリーの書き換え制限は100万回ほどもあるので、初期化くらいで賞味期限が切れることはない。 そんなこんな事情があり、Mac OSに付属している「イメージキャプチャ」をカメラからのRAWデータのダウンロードに使用してみた。テストとして。「イメージキャプチャ」は、アイコンがかわいいコンデジのあいつだ。先に書いたように、私は画像管理をAdobeBridgeで行なっているし、Mac OSの写真.appはコンシューマー用にはよいのだが膨大な数の画像を扱い、さらにいろいろ整理したり調整したりフォルダー分けするのには向いていない。なので、ダウンロードしたRAWファイルの保存先を写真.appに任せず、任意の場所に設定した。このとき所定のフォルダー内に独自に命名した新規フォルダーをつくる手間はあるが、なんとAdobeBridgeでダウンロードするよりスムースかつスマートに動作するし、ダウンロード後に「削除」をすればカメラ側のメモリーをきれいにしてくれて万々歳だったのだ。ま、私が喜んでいるだけで皆さんはもう使用しているかもしれない。 「イメージキャプチャ」のメリットはOSが進化しても、サードパーティー製アプリケーション(対応がいちいち遅いニコンのソフトのことだけど)のように不具合が出ないという点だ。現像環境などはOSのアップデートに対応するまでインストールを待つけれど、カメラからのダウンロードごとき(重要なんだけど)のためメリットを感じつつアップデートしないというのはアレだ。というか、ニコンはいつものことだけど動きが鈍い。現像ソフトまでニコンを使用している人は苦痛だろう。正直に言えば、今に始まったことではないがソフトウエアに関してダメである。猛省してもらいたいところだ。
Fumihiro Kato. © 2017 –
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