今年は何につけコマがひっくり返るだろうと予測した通り

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以前、別の場所で2016年はオセロの盤面のように権威とされてきたもの正しいと思い込まれていたもの強者だったもののコマがひっくり返るだろうと書いたのは直感ではなく、それなりに状況を読んでのことだった。私はアメリカ合衆国大統領の広島訪問を高く評価するが、これもまたコマのひっくり返りであり、かつて「もう戦後は終わった」と言われたけれど長らく続いてきた「戦後」あるいは「第二次世界大戦」がようやく幕を閉じたのである。

戦後または第二次世界大戦のほんとうのおしまいの影響だけ考えても、これからあっちこっちでコマがひっくり返るだろう。第二次世界大戦以降、同規模の紛争や戦争がなかったことにより固定化されていたものが流動化するだろうし、コマがひっくり返ることで弱者と強者、敗者と勝者の関係もまた変化して当然である。

人間のつながりは情報のつながりで、いろいろ聞き及んでいたことが冒頭に書いた「状況」だ。国と国、組織と組織、人と人の間にあるものが目まぐるしく変わる予兆が断片的な話として耳に届いていた。ま、これを金儲けに反映できないのが私の最大のウイークポイントで笑うほかない。ただ、近寄ってはならないモノに近寄ることなく過ごせたのは幸いであった。

たいそうなコマのひっくり返りから離れた場所で取るに足らないコマもまたひっくり返っていて(ズッコケたというほうが的確かもね)、両者に関連性はないが面白い現象だとは思う。たとえば、だ。私もたいがい著作権に煩い立場だが、難癖にちかい言動で著作権を武器に暴れていた小人物がいて(難癖型の人なので)迷惑だなあと感じていたら、当の本人が他者の著作物を勝手使っていたことがバレたり。これは末端も末端、部屋の隅のホコリのような存在だとしても、今年は媒体や報道が大小・極小問わずなんらかのコマのひっくり返りで右往左往することになるだろうし、やはり聞き耳だけはたてて小さな異変を見逃さないのが吉だろう。

いやーださまれたー、というのは某暴力的正義団の内ゲバ騒動くらいにしたい人もいるだろうし。

Fumihiro Kato.  © 2016 –

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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なり人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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