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19.11.1 追記
Capture Oneはver.12.1.4.24でCatalinaに対応した。
Photoshopはver.20.0.7で一部機能について対応したが、いまだすべての問題が解決された訳ではないようだ。
このように2019年11月に入って、当記事で未対応としたソフトウエアの状況が変わっているが、新たな情報が入った場合は「追記」で対応し、記事本文は発表当初のままとする。
Capture One
Capture OneはCatalinaで起動できるが、処理速度がとても遅くなり実用的とは言えない状態になるほか、テザー撮影時にカメラを認識できないという報告が海外のフォーラムにあがっている。
処理速度が遅くなる原因として、MojaveからGPUレンダリングでOpenCLが引き続き動作するが非推奨になりMetalへの移行が促され、Catalinaで完全に非互換になったことが影響しているのではないか言われている(事実かどうか不明)。
Capture OneはMojaveへの対応が遅れたのは記憶に新しいところで、まさにMetal対応が含まれていたはずなのだが、すんなりとCatalinaへ対応できなかったようだ。
Capture Oneはプロフェッショナルユースのソフトウエアであるため間違いなく動作することを検証し尽くさなければならない宿命があり、多用な操作や使われ方をされているのでこれらを検証するのに膨大な時間がかかるのも、OSへの対応を遅くしているようだ。
Photoshop
Photoshopにも互換性の問題が報告されている。ファイルの名前付けが正常にできず、プラグインやレンズプロファイルが破損するほか、古いDroplet(ドロップレットアイコンに画像ファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップするとアクションが適用される)が機能しなくなる。
Lightroom Classic CC
Lightroom Classic CCではレンズプロファイルクリエーターが破損するほか、Nikon製カメラのテザリングができなくなる。
各ベンダーが正式対応を発表するまで、macOS 10.15 Catalinaへのアップデートは待ったほうがよいだろう。
© Fumihiro Kato.
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