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このシリーズはしばらく続き、作品を増やしたいと思っている。ひとまず2019-10 (1 である。
予告通り、新作をギャラリーに掲載にしている。過去作の延長線上にある作品なのだが、見ていただけたらわかると思うが新機軸の趣向を試している。
私の砂丘・砂漠作は国内では千葉、静岡、新潟で撮影したものが多い。今作は房総半島の九十九里で撮影している。
千葉で撮影した作品は多いが、あんがい九十九里は少なかった。というのも、震災以降に防潮堤の整備が進められて風景が激変していること、砂が痩せてT字突堤を新設した浜には興味が持てなかったこと、太陽の方向が私にとって扱いにくかったことと理由があった。
それでも常々あちこちロケハンをして、今回はずっと不向きとして選択しなかった片貝へ何も用意せずでかけた。どうせまた太陽に負けるだろうと思ったが、ちょっとしたスランプだったので物見遊山がてら出かけたのだ。
結果は上々だった。まだしばらく写真が撮れるかなと希望が生じた。
© Fumihiro Kato.
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