USB Type Aオスは断線しやすい

カメラとPCの接続でUSBケーブルが必須なのはご存知のとおりなんだけど、macと連結して電力消費が多いから接続できないのねとアラートが出て二進も三進もいかなくなった。あらあら電力消費が多い機器は接続していないのだけどと思い、それでもありとあらゆる機器を外しても何も解決しなかった。テザー撮影さえできないとなると明日からどうしたものかと頭を抱えてしまった。

こうなると状況鑑みつつ問題の切り分けを行い、電源管理のSMC、起動設定のNVRAM、USBそのもののハードウエア、USBケーブルの断線を疑うことになる。さらに念のためカメラ側の異常も疑う。

SMC、NVRAMのクリアをして再起動してもダメ。USBにまつわるハードウエアは他のUSB接続機器を認識するしデータのやりとりも問題ない。別のカメラを接続しても同様で、症状が出た際のカメラを工場出荷状態に戻しても改善なし。あー断線だ、となった。これまでUSBケーブルの断線を経験したことがなかったのが幸いだったのか、それともアラートの意味を広く考えすぎる間違いにつながったのか。というわけで、通販の時間がもったいないのでお店にかけこむことにした。

USB Type AオスとUSB3.0 Micro-Bオスのケーブルは、後者が普及していないのもあって品数が少ない。これは、わかっていたけど最近はUSBケーブルそのものの市場が小さくなっているらしく、PC専門店でも売り場の棚を探すのにさえ苦労した。二重棚の奥の棚にあって、手前の棚の陳列で隠されているという辺りにケーブルの売れなさが表れている。以前は何mの長さだろうとケーブル売り場を占拠して大きな顔をしていたものだが、PCはスマホに追いやられケーブルは無線接続に追い詰められているのだろう。

陳列の存在がこんなだから店員さんに「どこにありますか」と聞いたとき、「USB Type Aオスは断線しやすいんですよねえ」と言われた。へえそうなんだ、知らなかったよ。USB 1.1の段階でUSB Type Aの構造が採用されているので、まあそういうことなんだろう。ということで陳列を眺めて、USB Type AオスとUSB3.0 Micro-Bオスはあるのだがケーブル長の選択肢があきらかに少ない。これは他の規格にも言える。

テザー撮影では最低でも2mは必要。ヨドバシカメラ等に行けばテザー撮影用の4mとか売っているけど、近場のPC専門店だから仕方ないのだが最大で2mだった。長いものはあらためて買うとして、急場凌ぎの2mを購入。そして断線の可能性を考えれば常に複数本のケーブルを用意すべきと、自らの準備の悪さを反省した。PC専門店があったから2mのものが買えたけど、USB Type AオスとUSB3.0 Micro-Bオスなんて変態的なケーブルはどこにでもあるものではない。テザー撮影用を名乗るケーブルであっても、Type Aオスである以上断線しやすいのである。Wi-Fiなら断線の心配はないとしても接続そのものの事故があるかもしれず、いまどきは無線だけでOKとも言えないのが難しい。

Fumihiro Kato.  © 2018 –

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Profile

F.Hiro.K
加藤(文)文宏 / Fumihiro Bun Kato a.k.a Hiro.K
写真家・作家 / Photographer Author
・北海道北見市生まれ。
・大学卒業時までに詩集「無題あるいはサラバ」、同「Cadenza」発表(共に絶版、在庫なし。「Cafebza」別装丁私家版のみあり)。
・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。
・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他)
・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。
・不二家CI、サントリークォータリー企画・取材、Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告、武田薬品工業広告、他。アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材、MIT Museum 収蔵品撮影 他。
月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。
・長編小説「厨師流浪」で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」他、小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。
・獅子文六研究。
・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。
・各メディアにおけるスチル撮影。
・オリジナルプリントの製作、販売。
・JSAHP正会員
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