撮影台の仕様を変えたり2018年を考えたり

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自分にとっての撮影をさぼっていると何もかもが下手くそになる。ほんとコレ。

ずっと手製の撮影台を使ってきたのだけど、思うところあって改造した。こうなるとほぼ備え付けになっているライト周りにも手を入れなくはならなくなり、いうは易しで位置決めとデータの取り直しをすることになった。おまえはマンネリだよな、と言われるのが必至だけど続けないことには求めているものに至れないのだからどうしようもない。ようするに2018年も(少なくとも前半は)撮影台を使う作品は過去からの系統と同じものになる。

具体的に仕様を書いたところで他の人にメリットはないはずなのでさらっと説明すると、ライティングのメインはほぼ変わらず背景への照明を変えて見た。まだ試行錯誤があるのだが、どうせ狭いところで撮影しているので背景はGODOXのクリップオン2基にしたのだ。ここで結構大きな課題を残しのたは光の色温度。メインの大型とGODOXで色温度がばらけたのだ。メインは傘+ディフューズの定番構成でバーンと打っているので反射と拡散で色温度がやや下がっている。とはいえ常識的な範囲のさがりかたなんだけど、ほぼ裸の状態で発光させているGODOXがバランスの上でやや色温度が高い。GODOXのクリップオンはもともと色温度が低めで大型ストロボに近いのだが、私がつくった環境ではバランスが微妙に悪いのだった。どうしようこうしよう、ということになる。

デジタルで一貫させた撮影では後処理の段階で色温度はいかようにも調整できる。だからフィルムを使用していた時代に比べたら、色温度で悩まされる例が大いに減った。だから撮影の仕様変更をするとき、色温度について忘れきっていたのだ。

モノクロや彩度をぐっと落としたアウトプットでも色温度のばらつきは気になる。グレー背景と青背景と赤背景で同一の被写体を撮影してモノクロ化したり彩度をぐっと落とした場合を想像してもらいたい。これは極端な喩えだけど、なんとなく意味は通じると思う。特に彩度をぐっと落としたときは理解しやすいかな。このような違和感が生じた際もデジタルであれば現像時に青の彩度だけ落とすとか逃げ道はある。Capture Oneではハイライト、中間調、ダークといった明るさの領域ごと色をコントロールしたり、特定の色域のみ抽出して微妙な調整を入れるなんてこともできるとはいえ、主たる被写体への影響を最小限に抑えた上で更に影響を立つことを考えると撮影時点で色温度のズレをなくしたほうがいいに決まってる。

そういうことで、試行錯誤は続くのだった。

Fumihiro Kato.  © 2017 –

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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なり人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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