人生のちょっとした局面で

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ま、生きていれば選択を迫られ決断しなければならない局面が多々ある。ほんと多々ある。で、どうにも臆病な方向を選び安パイに走り、それがよかったのか悪かったのかわからない中途半端な結論に落ち着くことも多々ある。そして数日から数ヶ月経ち、決断が妥当だったか悩んだり、またこういう方向を選んでしまったのかとがっくりしたりする。

選択を迫られ決断しなければならないとき、私は「あの人ならどうするか」と心でつぶやく。あの人とは、葛飾北斎であるとか尊敬するアートディレクターだったりだ。人生を肯定的に捉えた人々を思い浮かべる。「北斎だったら、そんな安易な方向に流れないよなー」なんて思うと、安全安全とっても安全な中途半端で無難な決断に至らない。挑戦的になる。しかも、決断の結果が凶と出ても「北斎なら、受け入れるよなー。というか、結果をおもしろい方へもって行くよなー」と思える。

うんうん、これをごまかしと言いたい人は言えばよい。

つい最近も「浅葉克己さんなら、どうするか」と自分問いかけた。こうして凶の目が出ても、浅葉さんのせいにはしない。「ぜったい結果をおもしろい方へもって行くよなー」と、「面白くできなかったら、私がつまらない人間なだけだ」である。

Fumihiro Kato.  © 2016 –

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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なり人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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