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環境はMac OS siera (10.12.1)。
新機能については様々な場所で語られるだろうから、その他の印象的な点を述べる。
1. 処理速度が向上した。ver.9では情報量が多いRAWファイルの現像や原因が理解できない場面で、作業に遅延が発生したがver.10では改善されている。
2. Capture Oneのスポット除去機能は、これまで褒められたものではなかったが実用上まったく問題のないものになった。
この2点は、私がこれまで苦痛に感じていたものなのでver.10における改善はとてもうれしい。書き出し速度も向上している。処理のアルゴリズムが改良され、たぶんメモリ管理の方法が変わったのだろう。
スポット除去機能は、まったくの別物に変わった。センサーの汚れによる黒点はカメラの管理が行き届いていればそうそう使用するものではないが、撮影中に意図せぬものが写り込んだときver.9まではPhotoshopに持ち込んで除去するようにしていた。なぜなら、ver.9までのスポット除去ではスポットが完全に取り去れないか、汚い影として残るケースが多かったからだ。毎度毎度、使う機能ではないがこれはやはり面倒であった。ver.10になって、AdobeRL並みにスポットが消し去れる。
使用して間もないCapture One ver.10だが、実用性能が格段と高くなったように感じる。