色は自分で決めるべき。決めた方がよいではない。

紫陽花 オリジナルプリント作品

報道や記録写真の類は別だけど、見たまま、撮影した結果のままの色が気に入らないなら、自分で色を決める操作を[してもよい]ではなく、色は自分で決めなくてはならないだろう。絵を描くとき、色彩表現が伴うものなら誰だって色について考えるし、考えた結果を反映させる。小学校の図画工作の時間に水彩絵の具をパレットの上で混色していたのに、写真になるとカメラの機能やメーカーがプリセットを選択できるようにしているものを後生大事に使うとか、思考停止以外の何ものでもない。

例えば青っぽい花にも赤系の色素、黄色系の色素などが含まれているとか、青と認識されるけれど実は緑の成分が大半を占めているとか日常茶飯事だ。葉や茎は「緑色」と思い込んでいるようでは駄目だろう。葉や茎は「緑色」に見えるけれど、実は黄色系の波長の反射が色味を決定していて、色を支配している。つまり人着に頼らなくも、これら潜在している色を呼び出したり、色相を変えてやることで求めている色が表現できる。人着だって奥が深いし、これもまた[してもよい]ではなく、必要ならやるべきだろう。デジタル化の恩恵を自ら捨てて、意固地にならない方がよいに決まってる。

Fumihiro Kato.  © 2018 –

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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なり人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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