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コントラストはガンマ値で変える、応答特性で変える、と何度か記事にしてきた。ここに実例を示そう。
これらは単にコントラストを調整するスライダーを強弱方向に動かしたものではない。どちらの表現がよいわるいでなく、異なる表現へ劇的に変化している実例だ。
では、トーンカーブの仕組みを考える。
トーンカーブを可変させるユーザーインターフェイスを操作しカーブに変化を与えると上記のような階調の癖が与えられる。これはオーディオのイコライザーを操作するのに似ている。
そして、トーンカーブにしろイコライザーにしろ操作のポイントは以下のようになる。
このとき代表的なカーブとしてS 字、U字、逆S字、逆U字がある。やみくもにこれら類型にしても一応は効果が適応されるが、「必要なポイント」=「画像の中で変化を与えたい場所」の階調を詰めたり伸ばしたりはできない。「必要なポイント」をさぐるには、画像中にポインターを当てるなどして輝度・明度を測定して、この場所の階調性を性急なものにするか穏やかなものにするか判断する。
あとはギャラリーに実例がいやという程あるので見てもらえばわかるだろう。
Fumihiro Kato. © 2017 –
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