macOS 10.15 Catalina と C1およびPS

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19.11.1 追記
Capture Oneはver.12.1.4.24でCatalinaに対応した。
Photoshopはver.20.0.7で一部機能について対応したが、いまだすべての問題が解決された訳ではないようだ。

このように2019年11月に入って、当記事で未対応としたソフトウエアの状況が変わっているが、新たな情報が入った場合は「追記」で対応し、記事本文は発表当初のままとする。

Capture One

Capture OneはCatalinaで起動できるが、処理速度がとても遅くなり実用的とは言えない状態になるほか、テザー撮影時にカメラを認識できないという報告が海外のフォーラムにあがっている。

処理速度が遅くなる原因として、MojaveからGPUレンダリングでOpenCLが引き続き動作するが非推奨になりMetalへの移行が促され、Catalinaで完全に非互換になったことが影響しているのではないか言われている(事実かどうか不明)。

Capture OneはMojaveへの対応が遅れたのは記憶に新しいところで、まさにMetal対応が含まれていたはずなのだが、すんなりとCatalinaへ対応できなかったようだ。

Capture Oneはプロフェッショナルユースのソフトウエアであるため間違いなく動作することを検証し尽くさなければならない宿命があり、多用な操作や使われ方をされているのでこれらを検証するのに膨大な時間がかかるのも、OSへの対応を遅くしているようだ。

Photoshop

Photoshopにも互換性の問題が報告されている。ファイルの名前付けが正常にできず、プラグインやレンズプロファイルが破損するほか、古いDroplet(ドロップレットアイコンに画像ファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップするとアクションが適用される)が機能しなくなる。

Lightroom Classic CC

Lightroom Classic CCではレンズプロファイルクリエーターが破損するほか、Nikon製カメラのテザリングができなくなる。

各ベンダーが正式対応を発表するまで、macOS 10.15 Catalinaへのアップデートは待ったほうがよいだろう。

© Fumihiro Kato.
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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なる人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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