パノラマ合成についてのメモ

1.PhotoshopとLightroomの合成エンジンは別もの。
1-1.あきらかにLightroomの合成エンジンのほうが優れている。
1-2.ステッチの能力に優れつなぎ目の精度が高いだけでなく動作が軽く処理のための時間が圧倒的に短い。

2.パノラマ合成はLightroomでRAWファイルから直接生成しDNG形式のRAWで書き出す。
3.書き出したDNGをCapture Oneで現像する。

4.パノラマ形式には遠近法、球面法、円筒法がある。
4-1.球面法は球体の内側に画像を繋いで展開、円筒法は円筒の内側に画像を繋いで展開し、これらを球体、円筒の内側中心部から見るのに等しい効果を得る。

4-2.遠近法は平面上に画像を繋ぎ、画像個々に描画されている遠近感を、合成して繋ぎ合わせた後にも矛盾なく見せるもの。カメラの移動によって視点位置が変わり、画像個々の遠近描写・消失点の位置が変わるが、これを矛盾なく1つの平面に合成するも方法。

4-2.球面法と円筒法は、球面か円筒の内側中心に立ち視点を左右に回転(パン)しながら見るのに等しい効果を得る。さらに上下に画像を繋ぐなら、内側の中心に立って見上げたり見下ろしたりする効果を得る。このため遠近法ことなり、消失点が複数存在するような画像になる(気にならない場合もある)。
4-3.遠近法は一点から一望する効果を得るもの。この視点の位置から見て繋ぎ合わせて展開した画像全体に矛盾のない遠近感を得ようとするもの。

5.1段のみの合成では、球面法と円筒法の違いはほとんど生じない。ただし、Photoshopでの合成では球面法の「(繋ぎ合わせる元画像で正しく描画されていても)水平、垂直が正しく描画されない」特徴が過剰に生じる場合がある。
5-1.上下方向(2列、3列……)にも画像を繋ぐ場合、球面法と円筒法の違いが顕著に現れる。

6.遠近法を用いる場合は、固定したカメラを水平方向に回転(パン)させる方法は使えない。同様に上下に振る撮影もまた使えない。

7.Lightroomの場合、三脚にカメラを固定しないかなりラフな撮影でも比較的まともなパノラマ画像を生成する。
7-1.球面法と円筒法では元画像の撮影方法如何では、合成後の結果に逆遠近が生じて気になる場合がある。
7-2.Lightroomの場合、合成する元画像は重なりを強く意識する必要はなく、おおよそ欠けるところなく重なりがあればまともなパノラマ画像を生成する。

 

Fumihiro Kato.  © 2018 –

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・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画、取材 ・Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告 武田薬品工業広告 ・アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材 ・MIT Museum 収蔵品撮影 他。 ・歌劇 Takarazuka revue ・月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。 ・長編小説「厨師流浪」(日本経済新聞社)で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」(文藝春秋)その他。 ・小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・「静謐なり人生展」 ・写真集「HUMIDITY」他
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