15mm,45mm,80-200mmという選択から

海景と題した作品づくりの撮影では、タイトルに記した通り15mm,45mm,80-200mmが標準的な装備になりつつある。これはこれで私の求めているものが収まる画角なので問題はないのだが、すべて別メーカーのレンズである点が悩みなのだ。

先に書いたように画角については不満はない、というかそれぞれの画角が必要だから選択をしている。だから45mmなんてレンズが混じっている。で、写真を見てもらいたいのだけれど、画角の違いがわかるのは当然として突出した感じは受けないはず。こういった観点で3本を選択している。ところが、この3本をニコンで揃えることができない。

では、海景から新しい写真、完成品というより目処が立った状態のものを。

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海景 Oarai

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海景 Oarai

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海景 Oarai

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海景 Oarai

まず15mmはツァイス。ニコンに14mmがあり、画角は申し分ないのだがどうも画質というか絵が好みではない(個人的な感想)ので、ツァイスを入れている。次は45mm。50mmではちょっと、ほんとうにちょっとだけ違うので45mmを選択しているのだが、これはタムロン。80-200mmはニコン。どれも優秀(個人的な感想)なので気持ちよく後処理まで遂行できるのだけれど、当然のことながらメーカーが違えばコーティングも違い発色傾向のばらつきが生じる。モノクロ画像を生成する際も、元のデータの色情報からグレーの階調をつくる訳だから、ここはおろそかにできないのだ。

と、こういう考え方も(個人的な感想)と言われたら、たしかにそうかもしれない。ただ私は、目の前の被写体を線で捉えるのでなく、無意識のうちに面で捉えて、面を単純化したり部分的に詳細に描画させる現像に持ち込むので、色情報からグレーの階調をどう出すか無頓着にはできないのだ。まあでも、レンズが別々のブランドであっても出力の傾向はかなり同質にはしているけれど。だから、気分の問題だ。

この気分なのだけれど、一通り撮影をしたあとカメラの背面液晶で画像をチェックする際に、けっこうな色の風合いの違いを感じて「むむっ」となる。特にツァイス、が。人物では、タムロンかなあ。ツァイスは赤の彩度と明度が低い領域。タムロンは人物の肌。これがモノクロになっても残るのだ。ニコンを基準にしているので、ツァイスやタムロンのみでレンズを構成していたら別の見解に至るだろう。と、ここで冒頭の悩ましい問題へ回帰することになる。ズームはどうだろうという話があったとしても、私はズームが嫌い(個人的な感想)なので、どうしても単焦点で撮影するリズムを優先することになる。

ま、仕方ないね。でも、できれば同一ブランドでレンズは揃えたい。

 

Fumihiro Kato.  © 2016 –

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Profile

F.Hiro.K
加藤(文)文宏 / Fumihiro Bun Kato a.k.a Hiro.K
写真家・作家 / Photographer Author
・北海道北見市生まれ。
・大学卒業時までに詩集「無題あるいはサラバ」、同「Cadenza」発表(共に絶版、在庫なし。「Cafebza」別装丁私家版のみあり)。
・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。
・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他)
・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。
・不二家CI、サントリークォータリー企画・取材、Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告、武田薬品工業広告、他。アウトレットモール広告、各種イベント、TV放送宣材、MIT Museum 収蔵品撮影 他。
月刊IJ創刊、編集企画、取材、雑誌連載、コラム、他。
・長編小説「厨師流浪」で作家デビュー。「花開富貴」「電光の男」他、小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。
・獅子文六研究。
・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。
・各メディアにおけるスチル撮影。
・オリジナルプリントの製作、販売。
・JSAHP正会員
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